新米起業家としての挑戦と発見
55歳の新米起業家として、皆さんに伝えたいことがあります。私が取り組んでいる新しいチャレンジの一つに、マインドマップを活用することがあります。これはリベ大の両学長が推奨していた方法で、思考の整理、日誌、本の要約、講義メモなどに使用しています。
やってみると頭が整理され、新しい発見が出てきます。例えば、自分が好きなことを深堀りしたい場合、今までに自分がこだわってきたことを書き出してみてください。
自分の好きなこと = こだわったこと/時間を使ったこと
私の場合、自宅の設計には時間も労力もかけました。何に時間を使ったのかを考えると、防音、断熱、火除け、排熱、蓄熱、空気の循環、間取り、収納、人感センサー、老後の対策(1Fで生活する方法、玄関先のスロープ)、室内干しのスペース、子供のリビング学習、ソーラー発電、蓄電池、ハウスメーカー探し、土地探し、駐車場の配置、物置のサイズと場所、ローンなどが挙げられます。
特に、家の断熱と省エネの関係については、今思えばZEH(Zero Energy House)の先駆けだったと思います。当時はまだ一部の大手しか導入できていなかった時期でした。ZEHの基本方針は、高い断熱性能と省エネルギー技術を組み合わせ、住宅のエネルギー消費を削減し、再生可能エネルギーの導入でエネルギー収支をゼロにすることです。私の自宅設計では、以下のような対応方法を取り入れました。
- 高断熱・高気密構造: 外壁や屋根、窓の断熱性能を高め、気密性を向上させました。
- 省エネルギー設備の導入: 高効率な空調設備や照明器具を使用し、エネルギー消費を抑えました。
- 再生可能エネルギーの利用: ソーラー発電システムを設置し、蓄電池を活用することで、自家発電とエネルギーの効率的な利用を実現しました。
また、当時は発電を自分で使用するか、全量売電で利益を得る方法かで悩みました。結論として、20年間固定した売電を保証することがローン返済の助けになると考え、全量売電を選びました。故障のリスクには保険を活用することで対応しました。
これらをマインドマップに書き出し、さらに実際に生活してみた結果を感想として書くことで、各項目についてブログを書くこともできます。
実は、退職してやりたいことを発掘するためにこれらを列挙しました。ここから電気工事士の資格を取ってリフォーム関係の仕事をすることも今後の選択肢の一つになりました。事業化を検討するためにSWOT分析にも活用できそうです。
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SWOT分析の補足
SWOT分析は、事業やプロジェクトの戦略を立てる際に非常に有効なフレームワークです。SWOTは、以下の4つの要素から構成されます。
- Strengths(強み): 内部のポジティブな要因。例えば、優れた技術力や強固な顧客基盤。
- Weaknesses(弱み): 内部のネガティブな要因。例えば、資金不足や知識の欠如。
- Opportunities(機会): 外部のポジティブな要因。例えば、市場の成長や新しい技術の出現。
- Threats(脅威): 外部のネガティブな要因。例えば、競争の激化や規制の変更。
一般的な実例としてのSWOT分析
例えば、私の電気工事士資格取得とリフォーム事業への展開についてのSWOT分析をしてみると以下のようになります。
これを更に深堀していくのに大変便利なツールとなり、視覚的にも分かりやすくなります。
SWOT分析を行うことで、自分のビジネスの現状を客観的に把握し、戦略を立てるための指針が得られます。
本資料はMindMeisterを使用しています。他にもアプリはありますが、個人的にはこれが気に入って使っています。アプリの種類はどれでも良いと思いますが、ExcelやWordだと追加や削除に時間がかかり、思考の整理には向きませんでした。
紹介例として人気のホームページ
- マインドマップの実例と使い方: MindMeister公式サイト(https://mindmeister.jp/)
- 省エネ住宅の情報: ZEH普及促進事業(https://zehweb.jp/)
- 起業家向けのリソース: リベ大(https://liberaluni.com/)
ぜひ皆さんも一度、マインドマップを試してみてはいかがでしょうか。新しい発見と挑戦が待っています。